なるべく今食べている物の中から、砂糖と動物性脂肪を少なくしてください。

そして、重ね煮をして下さい。塩分は少し多いと思っても、野菜の中にある'あく'というカリウムがナトリウムで中和させてくれます。煮込んでいくことに よって、もし塩を入れすぎて辛かったりすると喉が渇きます。喉が渇いたらお水が欲しくなります。水分によって食べた塩分を身体から追い出すという事です。 お肉の中に入っている塩分はしょっぱいと感じないんです。

ごちそうを食べた時、次の日の朝の身体の様子を意識して感じてください。一番顕著に出るのは、身体の重たさと小回りがきかない。もっと進むと目やにが出る。
目やにができる時は、肝臓が脂肪分を分解するのですが、それができない印です。肝は目ですから・・・腎は耳ですから、耳鳴りがする時は腎臓にトラブルがある前兆です。脂肪分を食べると、身体はちゃんと反応します。

油と砂糖を減らす一番良い方法は、毎朝パンを食べている人がご飯にかえるだけで変わります。パンは土日だけとかに決めるんです。朝はご飯とみそ汁にする と、油なくてもいいでしょ。朝、パン食にすると、パンを焼いたらバターをつける、ジャムをつける、サラダにドレッシングをかける。目玉焼きに油、コーヒー 紅茶に砂糖。どれも砂糖、油のセットなんです。それをご飯に変えると、ちょっとした有塩発酵した味噌や野菜が入る、そしてパンよりもちょっと咀嚼する。噛 むことによって唾液が出て、脳に刺激がいきます。
適当な塩分、味噌の中に入っている塩は熟成された力の塩分だから大丈夫です。こういう風にご飯に変えていくと簡単に油、砂糖が減ると思います。