ひじきレンコン体験談（ある生徒さん）
　「料理教室で教わって２４時間以内に頑張って作ったらおいしくありませんでした。でもその後３回つくったらおいしくなりました！」
先生曰く「腕もあがったけど、あなたの口も体も良くなったのよ！」。教室で料理を習った後は２４時間以内に頑張ってなにか１品復習しましょう。同じ物を何 度もする、くり返すことは自分自身の財産になります。例えば包丁研ぎを１２０回するとめんどくささが快感になってきます。何度も料理を練習するとおいしい タイミング・分量などを体で覚えていき、おいしくなってくるのです。

母親は家庭の＜薬局長＞の役割を担っています。調味料は薬だと思って良い物を使いましょう。全てを一度に買えるのは難しいので、いまあるものが終わったら 少しずつ変えていけばよいのです。一番変わりにくいのが「塩」ですが、最初に変えて欲しいのも「塩」。人間は塩がなくなると死にます。塩分のバランスが非 常に大事なのです。例えばヒザにたまる水は軟骨の減りによっておこりますが、体液のバランスの悪さも関係します。水を抜くと身体は「足りない」と感じて再 び水をためます。血液は酸性ではドロドロになるので体液がふつうに働くように酸性食品を控えて野菜・特に青菜をしっかりとり食物でバランスをとりましょ う！

「家族のために料理を作る」。女性なら楽しく感じるのではないでしょうか。大勢で生活をするのは素晴らしいことなので＜気＞をもって家族のために食事をし ましょう。今の家族は塾や仕事でバラバラで一体感がありません。そんな子どもが大人になると、その子どもも同じような食生活によりさらに弱い子どもができ てしまいます。家庭で「おいしいものを食べた」という記憶が大事なのです。今はどこへ行っても同じ味。その味になれてしまうため「おいしい」と感動するこ とが少なくなってきました。しかし家庭の味はおいしかったり、そうでなかったりと凹凸があります。すると体が喜びや悲しみを感じることができ楽しいので す。また家族と食べるのは大切な大切な「癒し」でもあります。母は薬局長。大事な役割です！

現在は豊かになったが寂しい時代です。巻きずしは作るのに手間がかかり非常に大変です。しかし今はどこでも売っているためすぐ食べることができ、ありがたみがなくってしまいました。
野菜と同じように味噌も摂る必要がありますが、いまはそのことを知らない人が多いです。