今日は、みんなの分をまとめてガス炊飯器でご飯を炊きましたが、
今度はぜひ、土鍋でご飯を炊いてみて下さい。土鍋で炊いたご飯は遠赤外線の力でふわっと炊き上がります。遠赤外線は、見た目よりも体温を上げてくれる働きをします。そして、冷めても固くなりにくいです。土鍋は、割れる、重いなどの理由で、しまいっぱなしのことが多いですが、気にして使ってみましょう。すると使えるようになります。
　また、包丁の持ち方、切り方をお伝えしましたが、今日の切り方を続けると、体が楽になってきます。そして、音をたてず、きれいに切れるようになって、もっと切りたく、もっと料理をしたくなると思います。このようになるのは、出来た、やれたと感動するからだと思います。この感動を子どもたちにも、少しずつ伝えていってほしいと思います。「お母さんが作ってくれたな」と思い出せるものを食べさせると、お母さんのことを懐かしいなと思うようになります。これらのことは全て、子どもたちが、手がかからず、まわりの子どもたちと仲良くなれることの土台となります。ですから、この料理教室にきたら、苦手なことでも手を出して体験して下さい。体感・感動してください。それが、次へ進むためのステップになるはずですから。
“ふるさとが恋しいと思わない人は子供の頃愛されたという記憶がない人。大人になってふるさとが恋しいと思える子は「おふくろ料理下手だったが世話になったなぁ」と感謝の気持ちが生まれる人。”です。