2013年9月の料理教室のお話
陰性とは、「太陽に向かって伸びる遠心力、拡散の力、水っぽい、大きい、甘い、緩める力、冷やす力、夏野菜。」陽性とは、「地中に向かって伸びる求心力、収縮の力、小さい、締める力、ぬくめる力、根菜類。」とされています。
今日の質問は、「玄米を炊くとき、小豆と黒豆は、どちらがいいですか?」ということですが、大きく分けると豆類は陰性です。
けれども、豆類の中で比べてみると、小豆は小さいので陽性で、黒豆は小豆より少し大きいので陰性となります。相対と言って、何と何を比べると、どちらが陽性、陰性というふうに考えます。「黒豆を入れて炊いた方が、何となくふっくらしてやわらかい感じがする。」というのは、小豆よりも大きい豆なので、陰性の力を借りているから、そのように感じるのだと思います。
けれども、体調を早く元に戻したい時は、利尿、排毒作用のある小豆の方がよいと思います。自分の体が、陰性、陽性のどちらに傾いているか、判断する基準は、手足が冷える、眠れない、何かしらイライラする、集中力が欠けるなどの症状があれば陰性に傾いていると判断されます。
これらを立て直すには、陽性の力が必要となります。だから、夏野菜が旬であっても火を入れることが望まれます。根菜の方が良いし、小豆の方が良いでしょう。
今日の質問は、「玄米を炊くとき、小豆と黒豆は、どちらがいいですか?」ということですが、大きく分けると豆類は陰性です。
けれども、豆類の中で比べてみると、小豆は小さいので陽性で、黒豆は小豆より少し大きいので陰性となります。相対と言って、何と何を比べると、どちらが陽性、陰性というふうに考えます。「黒豆を入れて炊いた方が、何となくふっくらしてやわらかい感じがする。」というのは、小豆よりも大きい豆なので、陰性の力を借りているから、そのように感じるのだと思います。
けれども、体調を早く元に戻したい時は、利尿、排毒作用のある小豆の方がよいと思います。自分の体が、陰性、陽性のどちらに傾いているか、判断する基準は、手足が冷える、眠れない、何かしらイライラする、集中力が欠けるなどの症状があれば陰性に傾いていると判断されます。
これらを立て直すには、陽性の力が必要となります。だから、夏野菜が旬であっても火を入れることが望まれます。根菜の方が良いし、小豆の方が良いでしょう。