2009.6月の料理教室のお話
【料理教室参加者の方のお話です】
私は、9歳のときに腎臓結石がもとで7回手術を受け、おなかは傷だらけです。でも、奇跡的に助かりました。臨死体験も2回したことがあります。黄色や白 色の花畑の向こうからおじいちゃんが「こっちにおいで」と手招きして、私を呼ぶのです。行こうかなと思っていると「行くな」「戻ってこい」という父母の叫 ぶ声が聞こえて、ふーっと戻ったら危篤状態から脱していました。その時、腎臓の働きが半分になってしまい今に至っています。
その間、主人と出会い結婚したけれど、どこの病院に行っても、この状態だとお母さんが死ぬか、子供が死ぬか、それとも両方とも・・・・言われましたが、7 件回って最後の筑波大学の先生が小児科・内科・産科でプロジェクトチームを立ち上げてくださり、妊娠と同時に入院で一人目を自然分娩で産むことができまし た。
一人でもよかったのだけれど、その子が大きくなるに従いどうしても兄弟がほしいと思うようになりました。4年後妊娠しましたが、その時、腎臓の働きも 30%ダウンしていたのでかなり危険な状態でしたので、妊娠と同時に入院。主人は文句ひとつ言わず、上の子の世話をしながら会社へ行っていました。病院も 主人の出張のときなどは、とても協力的でよくしてくださりました。主人には感謝してもしきれません。そうして、無事二人目も産まれました。
普通に産まれるということは、普通ではなく、とてもしあわせ大切なことなんだということを感じて出産に臨んでほしいと思います。
そして現在、透析を週3回、一回4時間半かけて受けています。透析とは、腎臓が全く働かなくなってしまい、血液中の毒素を出すことができません。だか ら、機械を使って人工的に毒素を取り除き、自分の中に血液を戻すのです。健康な方は24時間休むことなく腎臓が働いてくれてやっていることです。透析患者 は健康な方が48時間でしていることを4時間半しかしないということになります。今の医学でも腎臓の働きを自然な形で行うことは不可能なのです。だから、 食事制限や水分制限があり、自己管理が重要になってきます。
私は透析を始めて6年になります。3年目くらいに小山先生と出会い、料理教室に参加させてもらっています。私は今、データも全然悪くないし、とても元気 になりました。透析を始めて2年くらい経つとおしっこが全くでなくなるのですが、私はまだ一日600cc位出るので水分制限もありません。
ここで習う料理は一つのお鍋で食材のうまみがすべて堪能でき、手間がかからずおいしいです。また、旬の食材を使うので季節を感じながら料理でき、体にい い料理を一回に3つくらい覚えることができるので楽しく参加させてもらってます。皆さんもぜひ続けて参加しましょう。
【先生のお話】
高い山に登った人ほど、その山が高ければ高いほど得るものは大きい。ハイキング感覚で登れる操山だと市内が見える程度。富士山に登るためには、そのための 準備と意気込みと覚悟が必要だけれども、登れば本当に一望できる。今まで見えなかった物、感じることができなかったこと、思いもしなかったものまで見えて くるのです。
富士山のように高い山に登っていると、登っているつもりなのに下がっていることがある。下がらないと登れないこともある。登っているのに下がっているの では不安になり、そのまま転げ落ちて挫折することもある。その時に「下がることによって、また登れるんだよ」と一言助言してくれるいい講師、友人にめぐま れれば、また、登ることができるし、下がるときも気持ちよく下がれる。
こういうことを繰り返しながら、この方は頂上へたどり着いたのだと思う。その時は、とても苦しく大変だったと思う。けれども、高い山だっただけに、何でも見える、わかる、耐えれる、教養できる力を得たのだと思う。
私は、9歳のときに腎臓結石がもとで7回手術を受け、おなかは傷だらけです。でも、奇跡的に助かりました。臨死体験も2回したことがあります。黄色や白 色の花畑の向こうからおじいちゃんが「こっちにおいで」と手招きして、私を呼ぶのです。行こうかなと思っていると「行くな」「戻ってこい」という父母の叫 ぶ声が聞こえて、ふーっと戻ったら危篤状態から脱していました。その時、腎臓の働きが半分になってしまい今に至っています。
その間、主人と出会い結婚したけれど、どこの病院に行っても、この状態だとお母さんが死ぬか、子供が死ぬか、それとも両方とも・・・・言われましたが、7 件回って最後の筑波大学の先生が小児科・内科・産科でプロジェクトチームを立ち上げてくださり、妊娠と同時に入院で一人目を自然分娩で産むことができまし た。
一人でもよかったのだけれど、その子が大きくなるに従いどうしても兄弟がほしいと思うようになりました。4年後妊娠しましたが、その時、腎臓の働きも 30%ダウンしていたのでかなり危険な状態でしたので、妊娠と同時に入院。主人は文句ひとつ言わず、上の子の世話をしながら会社へ行っていました。病院も 主人の出張のときなどは、とても協力的でよくしてくださりました。主人には感謝してもしきれません。そうして、無事二人目も産まれました。
普通に産まれるということは、普通ではなく、とてもしあわせ大切なことなんだということを感じて出産に臨んでほしいと思います。
そして現在、透析を週3回、一回4時間半かけて受けています。透析とは、腎臓が全く働かなくなってしまい、血液中の毒素を出すことができません。だか ら、機械を使って人工的に毒素を取り除き、自分の中に血液を戻すのです。健康な方は24時間休むことなく腎臓が働いてくれてやっていることです。透析患者 は健康な方が48時間でしていることを4時間半しかしないということになります。今の医学でも腎臓の働きを自然な形で行うことは不可能なのです。だから、 食事制限や水分制限があり、自己管理が重要になってきます。
私は透析を始めて6年になります。3年目くらいに小山先生と出会い、料理教室に参加させてもらっています。私は今、データも全然悪くないし、とても元気 になりました。透析を始めて2年くらい経つとおしっこが全くでなくなるのですが、私はまだ一日600cc位出るので水分制限もありません。
ここで習う料理は一つのお鍋で食材のうまみがすべて堪能でき、手間がかからずおいしいです。また、旬の食材を使うので季節を感じながら料理でき、体にい い料理を一回に3つくらい覚えることができるので楽しく参加させてもらってます。皆さんもぜひ続けて参加しましょう。
【先生のお話】
高い山に登った人ほど、その山が高ければ高いほど得るものは大きい。ハイキング感覚で登れる操山だと市内が見える程度。富士山に登るためには、そのための 準備と意気込みと覚悟が必要だけれども、登れば本当に一望できる。今まで見えなかった物、感じることができなかったこと、思いもしなかったものまで見えて くるのです。
富士山のように高い山に登っていると、登っているつもりなのに下がっていることがある。下がらないと登れないこともある。登っているのに下がっているの では不安になり、そのまま転げ落ちて挫折することもある。その時に「下がることによって、また登れるんだよ」と一言助言してくれるいい講師、友人にめぐま れれば、また、登ることができるし、下がるときも気持ちよく下がれる。
こういうことを繰り返しながら、この方は頂上へたどり着いたのだと思う。その時は、とても苦しく大変だったと思う。けれども、高い山だっただけに、何でも見える、わかる、耐えれる、教養できる力を得たのだと思う。