2009.4月の料理教室のお話
初めて玄米を炊く人、毎日玄米が炊けない人も、いつも白米を炊いている中に二握りくらいそのまま玄米を入れて炊くと野菜の繊維が身体に入る分量が全然違っ てくる。やわらかい白米の中に硬い玄米があるのでよく噛むようになる。硬いとよく噛む、噛むと唾液が出る。唾液は免疫力をあげる、とってもいい薬になる。
唾液の中にはパロチンという若返りホルモンがある。だから、よくしゃべる人は明るくて若々しい感じがするし、あまりしゃべらない人はムスッとしていて、年 をとった感じがする。しゃべると口の周り、頬の筋肉がよく動く。しゃべらない人は筋肉がかたまるので表情があまりなく怖そうなかんじになる。 しゃべると 顔の中の350の筋肉が動き、しゃべらない人は30の筋肉しか動かないらしい。だから、しゃべる延長でごはんを食べる時よく噛み、筋肉を動かし唾液を出し 腸を刺激するというよい循環をこどもたちにしっかり伝えてほしい。
子どもには消化がよくてカロリーが高く、たんぱく質がいっぱいのものをと普通は思う。そうしてきた結果今子ども達は体も心もとても苦しんでいる。だから、 日頃はその反対を心がけて欲しい。(消化しにくいものというのは繊維質のもの。)今、本当に食生活を変えることが必要な時が来ている。
1977年アメリカのマクガバン報告という本がある。(今のままだと医療費がかさんで経済が成り立たなくなる。どうすればよいのか研究をするため、世界各 国に使者を送り結果をまとめた)その本の中で、昔(戦前)の日本の食事が一番素晴らしいと認められている。シンプルで、土地のものだけを食べていても元気 に働け、十分に生きていけると。
だから、今では世界各国ではマクロビオティックは、日常的メニューとなり、肉・魚を食べなくても大丈夫という基盤ができている。無添加・無農薬の物がよい という認識が十分にあるにもかかわらず、日本だけがまだまだ他国をまねしている。だから、イタリアン・フレンチ・中華・・・などと食べ物屋が多い。たま に、楽しみに食べるのはよいけれども、毎日がご馳走だと体の中がお祭り状態になっている。お祭りは一年に何回しかないから、にぎやかに皆でわいわいと楽し めるのであって、毎日だとやかましいだけになってしまう。そういう感じのものを毎日からだの中に入れることによってキャパを超えて、苦しいですと訴えてい るのがアレルギー、アトピーとなり表れている。穀物と野菜をしっかり食べていると産まれてきた子どもの顔がとても愛らしい、そして病気しにくい。可能な限 り乳製品、動物性たんぱく質を減らすことを心がけてほしい。
どのくらい減らせばいいの?という質問に答えて歯の話を・・・・。
人には、上下あわせて、臼歯(穀類や豆類など硬いものをつぶす歯)が20本、門歯(野菜や海藻をかじり取る歯)が8本、犬歯(肉類や魚類をひきちぎって 食べる歯)が4本、ある。この割合は5:2:1。このことは、そのままご飯をたくさん食べ、ご飯がおいしく食べれるだけの野菜のおかずが少々、そして、た まには肉や魚のご馳走をと言い換えることができる。
アトピーの子はあまり汗をかかないけれど、改善されてくると、鼻の頭がつるつるして光ってくる。
そして汗もだんだん出てくるようになる。一番最後まで汗が出てこないのは額の中央、指三本分くらいのところ。「額に汗して」という、額から汗が出るというのはそれくらい大事なこと。
体にいい物を作ろうとすると手間ばかりかかり儲けが少ない。農家の方がキャベツの青虫を手で取り、額に汗して、低農薬、有機野菜を作って下さっている、こ の労力は大変なもの。えんどうだって一つ採るのに一回手がいる。それを袋にざっといれて売ると売れず、トレーにきれいに並べて売ると売れるという話をきい たことがある。無駄な労力を生み出すから野菜の値段も上がっいく。土からエネルギーをもらっている気持ちがありさえすれば、ちょっとムシが食っていよう と、ざっとふくろに詰めていようと関係なくおいしくいただけることに変わりは無い。
鉢に植えている花は水やりをしないとしおれて枯れてしまう。また、時期がきたら土も入れ替えないと次の花は咲かない。地植えのものはそうではない。なぜ? それは、土とともに生きていないから。人は自然から離れれば離れるほど具合が悪くなる。その土地にできたものを食べていれば飛行機を飛ばすこともなく、環 境も汚すこともない。地に足をつけ、しっかり見極める力を培っていきましょう。
唾液の中にはパロチンという若返りホルモンがある。だから、よくしゃべる人は明るくて若々しい感じがするし、あまりしゃべらない人はムスッとしていて、年 をとった感じがする。しゃべると口の周り、頬の筋肉がよく動く。しゃべらない人は筋肉がかたまるので表情があまりなく怖そうなかんじになる。 しゃべると 顔の中の350の筋肉が動き、しゃべらない人は30の筋肉しか動かないらしい。だから、しゃべる延長でごはんを食べる時よく噛み、筋肉を動かし唾液を出し 腸を刺激するというよい循環をこどもたちにしっかり伝えてほしい。
子どもには消化がよくてカロリーが高く、たんぱく質がいっぱいのものをと普通は思う。そうしてきた結果今子ども達は体も心もとても苦しんでいる。だから、 日頃はその反対を心がけて欲しい。(消化しにくいものというのは繊維質のもの。)今、本当に食生活を変えることが必要な時が来ている。
1977年アメリカのマクガバン報告という本がある。(今のままだと医療費がかさんで経済が成り立たなくなる。どうすればよいのか研究をするため、世界各 国に使者を送り結果をまとめた)その本の中で、昔(戦前)の日本の食事が一番素晴らしいと認められている。シンプルで、土地のものだけを食べていても元気 に働け、十分に生きていけると。
だから、今では世界各国ではマクロビオティックは、日常的メニューとなり、肉・魚を食べなくても大丈夫という基盤ができている。無添加・無農薬の物がよい という認識が十分にあるにもかかわらず、日本だけがまだまだ他国をまねしている。だから、イタリアン・フレンチ・中華・・・などと食べ物屋が多い。たま に、楽しみに食べるのはよいけれども、毎日がご馳走だと体の中がお祭り状態になっている。お祭りは一年に何回しかないから、にぎやかに皆でわいわいと楽し めるのであって、毎日だとやかましいだけになってしまう。そういう感じのものを毎日からだの中に入れることによってキャパを超えて、苦しいですと訴えてい るのがアレルギー、アトピーとなり表れている。穀物と野菜をしっかり食べていると産まれてきた子どもの顔がとても愛らしい、そして病気しにくい。可能な限 り乳製品、動物性たんぱく質を減らすことを心がけてほしい。
どのくらい減らせばいいの?という質問に答えて歯の話を・・・・。
人には、上下あわせて、臼歯(穀類や豆類など硬いものをつぶす歯)が20本、門歯(野菜や海藻をかじり取る歯)が8本、犬歯(肉類や魚類をひきちぎって 食べる歯)が4本、ある。この割合は5:2:1。このことは、そのままご飯をたくさん食べ、ご飯がおいしく食べれるだけの野菜のおかずが少々、そして、た まには肉や魚のご馳走をと言い換えることができる。
アトピーの子はあまり汗をかかないけれど、改善されてくると、鼻の頭がつるつるして光ってくる。
そして汗もだんだん出てくるようになる。一番最後まで汗が出てこないのは額の中央、指三本分くらいのところ。「額に汗して」という、額から汗が出るというのはそれくらい大事なこと。
体にいい物を作ろうとすると手間ばかりかかり儲けが少ない。農家の方がキャベツの青虫を手で取り、額に汗して、低農薬、有機野菜を作って下さっている、こ の労力は大変なもの。えんどうだって一つ採るのに一回手がいる。それを袋にざっといれて売ると売れず、トレーにきれいに並べて売ると売れるという話をきい たことがある。無駄な労力を生み出すから野菜の値段も上がっいく。土からエネルギーをもらっている気持ちがありさえすれば、ちょっとムシが食っていよう と、ざっとふくろに詰めていようと関係なくおいしくいただけることに変わりは無い。
鉢に植えている花は水やりをしないとしおれて枯れてしまう。また、時期がきたら土も入れ替えないと次の花は咲かない。地植えのものはそうではない。なぜ? それは、土とともに生きていないから。人は自然から離れれば離れるほど具合が悪くなる。その土地にできたものを食べていれば飛行機を飛ばすこともなく、環 境も汚すこともない。地に足をつけ、しっかり見極める力を培っていきましょう。