2003.1月の料理教室のお話
「ごま塩」は玄米ごはんにはとても大切で、ホルモン調節や血液をサラサラにする効果があります。普通はスプーン1杯程度でいいですが 冷え性はスプーン2杯、不眠症はスプーン3杯にするとより効果的です。おいしいといっても摂りすぎには注意しましょう。
病気の時に玄米を食べると、体内の悪いものとの摩擦で抵抗熱が出ることがあります。ガン・糖尿病などは毒素が体からでないため熱をもっています。玄米食(スープなど)が口に入らなくなるのはかなり衰弱してしまっているかもしれません。
昔から、人は満ち潮で生まれ引き潮で息を引き取ります。しかし現在は奇形・逆子などもあり、昔のようにスムーズに生まれな くなってきています。五体満足の子どもを生むには自分しかいません。管理するのは誰でもなく自分です!食事は主食があり、その他は枝葉です。ご飯がおいし くなるための副食メニューなのです。主食がしっかりとしていれば、あとは季節ものを食べればOKです。
昔の日本人は、瞼が重くて細い目で、鼻低く、締まった口をしていました。昔の日本は寒かったので、目が凍らないために重い 瞼だったと考えられます。これまでの歴史で瞼に脂肪が溜まってきており、また煮込んだ近海のものを食べてきているので締まった口をしています。昔ながらの 日本顔の人は陽性のものを食べているといえるでしょう。暑い国の人は厚い唇をしています。フルーツのような生の陰性のものを食べているのでパッチリとした 目をしています。
最近では西洋風の食事が浸透し、体型も西洋のように大きくなっています。パン・パスタ等の粉食は日本ではこれまでの歴史にはありませんでした。小麦はアメ リカから入ってきて主食になりました。しかし体内(腸)がついていかないのが問題です。日本人は本来粒食で、腸が長いためにタンパク質が停滞し、さらに腐 敗してしまいます。以前は毎月1日、15日に小豆を食べて毒素を出す習慣がありました。
歴史で食事が変わり、体型も「考え方」も変わりました。力強い底力のある人(自分を信用できる人)が少なくなってきています。ガンコというのは融通がきか ないというのではなく、一本筋を通して自分というものがある人のことです。利己主義は人に迷惑をかけますが、個人主義は「これが好き」「これがしたい」と 自分の意志をしっかり持つことで、それは子どもにも伝わります。直感を信じていればいつかポッと輝くときが来るはずです!